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TCHAIKOの楽屋

TCHAIKOの楽屋

2004(LLP8)


☆ホリ☆
この画像は☆ホリ☆さんから頂きました!(≧∇≦)! カワイイでしょ!?


★2004(平成16)年2月3日(火)
 aiko LOVE LIKE POP Vol.8
 於:中野サンプラザ


1年ちょっとぶりのaikoのライヴ。1週間くらい前からふとした瞬間にライヴを思い、興奮する自分がいた。日本武道館でのあの喜びをもう一度味わえる。それだけで身震いせずにはいられなかった。待ちに待った2月3日がいよいよやってきた!!!

正直曲順なんてのは覚えちゃいない。けれど最近は誰かしらが記録していてそれを掲示板に乗せてくれてたりする。ライヴはその時その場に居合わせた人だけのものなので、僕は曲順とか記録するより生のライヴそのものを楽しみたいと思っているけれど、ライヴをこうして振り返るうえではそういった記録というのはとっても便利なものなので、今回それを参考にさせてもらい、僕のライヴの記憶をたどって伝えたいと思います。

開演時間を10分ほど過ぎて、会場の雰囲気が「まだかな??」「そろそろじゃないか??」なんてそわそわ落ち着かなくなってきた。もちろん僕も1週間前からの興奮、ボルテージが最高潮に達しようとしていた。aikoが後ろから現われるというウワサでも流れていたのだろうか、観客の多くが後方を振り返り始めた。僕もつられてきょろきょろしたけれど、どこにもaikoは見当たらない。そうこうしてるうちに照明が暗転!聴きなれたあのメロディーでライヴが始まった。そこにささやくように歌うaikoの声が!!!

「あぁなたを好きになって~ 胸が~こそばゆい~♪」

そう、『熱』だ!そしてまた照明が変わりaikoの姿が露わになった!スマイルの表情がプリントされている白い半そでのTシャツに迷彩柄のパンツ。そして12列目の僕の席からは、aikoの表情までもがよく見える!!武道館の時はスタンド席で、表情まではあまりよくわからなかったので、今回はそれが感激だった。生aikoカワイイよ~!!そして『熱』からの流れで2曲目にきたのがなんと『愛の病』!!やるなんて全然思ってなかったので虚をつかれ、これまた感激!!続いて『風招き』。この曲も『暁のラブレター』のなかで好きな曲。僕の好きな曲をのっけから3曲立て続けに聴けて、ホント感激!

3曲終わったところでMC。MCは何回かあって、どのMCの時にどんな話をしたまでかは覚えてない。ので適当に適切に適度に。2月3日は節分。MCの流れの中で急遽豆を用意してあとで会場にまくことになった。これには客席も大喜び。僕も実際、2月3日は節分だから豆でもまいてくれるんじゃないかなと期待していたのだが、その期待通りになった!あとは、恵方巻の吉報の話で、「ほくほくとー??」とか「なんなんせー??」とか言いながら手首をくねくねさせているaikoかわいかったな☆

『アンドロメダ』『ふたつの頬花』『桃色』の3曲のあとMCをはさんで、次はしっとりタイム。『夢のダンス』『ふれていたい』『すべての夜』。この3曲のなかで特に僕の心を突いたのが『ふれていたい』だ。もともとCDで聴いててもすごい好きな曲だったんだけれど、生で聴くとまたよくて、油断してたら涙をこぼしてしまいそうになるくらいだった。泣いちゃいかんと思ってこらえたけれど。左には友達、右には女子高生。泣けません。ちなみに女子高生は始まりから終わりまでずっとaikoに合わせて歌ってた。別に耳障りでもなかったよ。たぶん声かわいかったし。武道館の時なんて、妹の隣にいた男子がずっと歌ってたらしいから。こりゃ迷惑だわな!そうそう、武道館へは当時一緒に住んでた妹を誘って行ったのです。

話がそれましたね。とにかく『ふれていたい』は心を揺さぶりますよ!!そのあとピアノが出てきて即興演奏MC。Team aikoにも入ってるので事前に知ってる話ばっかだったけど、それをaikoの口から直接聞けるのがうれしかった。そのなかから2つばかり。

雑誌にaikoの『えりあし』をほめて論評してくれてる人がいた。うれしくなってaikoが読み進めていると、こんな記述があった。「aikoは『花火』『カタツムリ』などを発表しており・・・」と。「甘い~匂いに~誘われたあたしは?かたつむり~♪・・って、んなワケないやろ!!」と即興。

象の鼻は実は先端部分だけで、長~いのは上唇なのです!!「ぞ~おさん ぞ~おさん うぅわくちびるスゴイのね そ~~よ 母さんも ス~ゴイのよ~♪」と即興。

いや、もっとちゃんとした、サスガaiko!!な即興もあったはず。。。でも印象に残ったのがこの2つなんです。。。聴衆のレベルも問われますな。

そのあとピアノ弾き語りで『バスタブ』『えりあし』を。『バスタブ』はCDと全く違う感じにアレンジされててそれもよかったな。ライヴじゃないと聴けません!!って感じで。

バンドメンバーが出てきて再び盛り上がる曲開始!!まずは『白い服黒い服』。「白い服」と「黒い服」ってのは冠婚葬祭の時に着る服のことを言っていたんだね。初めてわかった。ところで、この『白い服黒い服』の時に、待望の観客とのかけあいが!aikoのあとについて歌った!!aikoと歌を歌ったんだよ!!感激!!

「ランランランランララランララランランランランラランララン♪」(わかりづらっ!!)
「夏の星座にぶらさがって上から花火を見下ろして~♪」
「過去にも~2人は同じ~様に~♪」
「さくら さくら 今 咲き誇る♪」(なぜ??)

いや~、それはそれは楽しかった!!この声よ、aikoに届け!!と思って歌ったよ。まわり女の子ばっかだったから、けっこう近辺では目立ってたと思うんだけどなぁ。

そして恒例声出し!!僕は「1階前」。「1階前」の最後列だったけど、「1階前」にいられることが感激!「1階後ろ」の最前列でaikoに「帽子!」と指さされた男が、ひげを生やしたいかつい顔して顔を赤くして照れてるのが微笑ましかった。いかつい兄ちゃんもとろとろになるaikoマジック!!

今回はいろいろパターンがあったよ。
「1階前!」「1階後ろ!」「2階前!」「2階後ろ!」
「男子!」「女子!」
「メガネ!」「コンタクト!」「裸眼!」
「10代!」「20代!」「30代!」「40代!」
「高校生!」「大学生!」「フリーター!」「社会人!」「妊婦さん!」etc.
「フリーター!」と呼ばれて「イェーイ!!」と応えた時にあまりにも少なくて「イェ・・」でとっさに我に返ってしまいまちた・・・。それはともかくとして、この声出しも非常に楽しいものなのです!!!堪能しました!

そして始まった『Power of Love』!!でもこれが実はメドレーの始まりでした!!すごいよ。aikoファンなら垂涎ものだよ!!『Power of Love』『恋愛ジャンキー』『be master of life』『ジェット』『最後の夏休み』『夏服(冬服?)』『ボブ』『どろぼう』『ボーイフレンド』『Power of Love』!以上!どう?よだれ垂れるでしょ!?

そして『ライン』。もうこの辺になってくるとaikoもメンバーも観客も音量もたいへんなことになってる。まさに怒涛のラッシュって感じ。『ライン』が終わり、まだまだどんどんいくぞ!!!そう思っていたらaikoが「今日最後の曲です!」と。え?マジで??まだまだ早いって!!せっかくホントに盛り上がってきたのに!!まだまだ消化不良だよー!!!と思っていたところに聞こえてきたのが

「天使よ 世界を笑え~~~!♪」

うおっ!!『イジワルな天使よ 世界を笑え!』だ!以前はライヴで必ずやっていた曲、けれどLLP7ではやらなかった。僕が行った武道館の追加公演ではやってくれたけど、それは特別だと思ってた。今回のLLP8ではやらないと思ってた。けれどその曲が生で再び僕の前に!!!最後の曲ってことで若干沈んだ観客のボルテージが元に戻った!いやそれ以上にあがった!!また『イジワルな天使よ 世界を笑え!』を聴ける、PeaceとGoodをできる喜びに満ちあふれていた!!

ここでメンバー紹介。ということで『Mix Juice』が聴けなかったのは残念だけれども。キーボードのたつたつさんが着けてたサングラスをaikoが取って着けた。けっこう似合ってた。そのあとたつたつさんとひそひそ話をしてたから、なんだろうとは思っていた。するとaikoはなんとそのサングラスを客席へ投げた!!!投げたのは僕の席からは全然届かなかったけれど、手にした人はホントうれしかっただろうな!aikoがその瞬間まで着けてたサングラスだよ!!

そうだ、投げるといえば豆なんだけれども、aikoは肩が弱くて前の数列くらいしか届いてなかった。誰かの投げた豆が僕の列まで届いたのだが、3mくらい離れていたので取ることはできなかった。その場の話の流れで何が起こるかわからないaikoライヴ、絶対楽しいよ!!

『イジワルな天使よ 世界を笑え!』が終わってしまい、舞台袖に下がるメンバーとaiko。沸き起こるアンコールに応えて再びaiko登場!!LLP8の紫のシャツに着替えての登場だ。アンコール最初の曲は『天の川』だ。そして次が「ほんとうに最後の曲」となった。「え~っ!?」の声に
「私もイヤやからこんなにしゃべってんねんけど、この曲も届けたいねん!聴いてほしいねん!」
というaikoの言葉。とっても印象に残ってる。aikoの素直なほんとの気持ちを感じた。その最後の曲とは『彼の落書き』。もう最後だからと精一杯はじけて終わった。終わっちゃった・・・。

絶対信じてることがある。どの曲だったか忘れたけれど、aikoと目と目が合った!!!そして僕がaikoに向かって差し出した手に、aikoも手を差し出して答えてくれた!!!とてもとても最大級にうれしかった!!!こんな幸せなことないよ!!

帰りに気づいた。体の不自由な人も見に来ていた。僕が見たのは車椅子の人と、目の不自由な人。足が不自由で立てなくても、目が見えなくてaikoの姿を見られなくても、それでもaikoのライヴに来ている。その人にとってそんなことは関係ないんだろうな。それこそ僕が最初の方に書いたように「生のライヴそのものを楽しみたい」ってことなんだろうな。目が見えないと、余計に詞や曲が体に入ってくるものなのかなあなんて思ったりもした。僕は足も動くし、ど近眼だけどしっかり見えるし、そういった人たちの気持ちにはなりきれないけれど、そんなことを思ったりした。そして思い出した。『ふれていたい』にこんな歌詞があったことを。

「目に見えないものが優しくあたしを小さく動かす 不器用な程真っ直ぐなあなたの側にいたい」

これを、目の不自由なその人はどのように聴いているのかな。

2004年2月3日。まだ2月だけど、もう今年最高の1日が終わってしまった感じもする。それくらい僕は今日を楽しみにしていた。aikoのコト好きになってホントによかった。ありがとう。また会える日を楽しみにしてる。

セットリスト
1.熱
2.愛の病
3.風招き
(MC)
4.アンドロメダ
5.ふたつの頬花
6.桃色
(MC)
7.夢のダンス
8.ふれていたい
9.すべての夜
(MC)
10.バスタブ
11.えりあし
(MC)
12.白い服黒い服
(MC)
13.メドレー
 Power of Love→恋愛ジャンキー→be master of life
 →ジェット→最後の夏休み→夏服→ボブ→どろぼう
 →ボーイフレンド→Power of Love
14.ライン
15.イジワルな天使よ 世界を笑え!
アンコール
1.天の川
2.彼の落書き




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